UP20050516

        幸せになれるように

 


「……という訳だ。では本日はここまで! 何度も言うが、ここは期末テストで出すからなー。よく復習しておくんだぞ」
 忍術学園一年は組教科担当である土井半助は、黒板に大きく丸を描いてテスト範囲を明示した。こんな事をしても、は組のかわいい面々には何の役にも立たないことを彼は身をもって知っているのだが、やらずにはおれない苦労性の教科担当だ。
 少しはお勉強にも身を入れて、せめてテストで視力検査のごとくな点数を取らないようになって欲しいものではあるのだが……。テストの点がすべてではないし、彼らはそれを補ってあまりあるだけの実践経験とチームワークを誇ってはいるが、いかんせん紙上の問題となると、1.5点やら0.7点やらといった点数になってしまうのが哀しすぎる。
「せんせー、さよーなら!」
「あっと、乱太郎、待て」
 は組の面々が嬉々として外に飛び出そうとする中、半助は乱太郎だけを呼び止めた。
「ほえ? なんですか土井せんせー」
 ピタリと、素直に足を止める乱太郎。
「実は今後の授業やらテストやらに使う資料が山のようにあるんだがな、それを私の部屋に運び込むのとその整理を手伝ってくれんか」
「えええ〜〜」
 あからさまに嫌そうな顔をする乱太郎。半助はそんな彼をいつもの悪びれない笑顔で見下ろし、その頭にボスン、と手を置いた。
「イヤとは言わないよなあ、乱太郎? 今日の実技での校外マラソン、クラスいち足の速いはずの乱ちゃんが一番ビリだったの、私は知ってるんだぞー?」
「うええ!?」
「あのしんべヱですらお前より速かったんだから、しんべヱやきり丸のせいじゃないよなあ?」
「うええ〜〜ん……それはぁ……」
「寄り道したバツだ」
「わかりましたぁ……」
 素直に頷いて、とぼとぼと半助の後をついてくる乱太郎。珍しく言い訳も何もしない事に、半助はもの言いたげに微かなため息をついたが、それを乱太郎には悟らせなかった。




 火薬庫で大量の火薬をチェックしたり、あちこちから資料を借りたり、それを半助の部屋に運び込んだりしている間も、乱太郎の口数は少ない。部屋の片隅で資料と格闘している間も、わからない事がある時だけ質問してくるくらいで、彼がその他の事を口にする事はほとんどなかった。
 普段なら、少しは黙れというくらいに下らないムダ口をたたきまくり、興味がある事は口に出さなければ気がすまないお子ちゃまなのに。
 それが今は、気味悪いくらいに静かだ。
 やっぱりな、と半助は確信したが、それでも彼は乱太郎に対し、その事について質すのを躊躇っている。
「ん。大分遅くなったな。続きは風呂に入ってからにするか」
「ふえ? 先生も一緒に行くの?」
「もうみんなあがってる頃だろう。お前ひとりじゃ満足に入れないだろうが」
 眼鏡なしにはほとんど何も見ることができない乱太郎の目は致命的で、眼鏡を外す入浴時には、放っておけばそれはもう凄惨な状況になってしまう。

 二人が風呂場に到着するのと入れ違いで、きり丸としんべヱが脱衣室から走り出てきた。
「あれ、乱太郎と土井先生」
「おそかったねえ〜、ボクたちもうあがるよぉ〜」
「きり丸しんべヱ、ちゃんとあったまったか?」
「は〜い。先生、乱太郎よろしくね〜」
 元気よく返事をしながら二人とすれ違うきり丸が、ほんの一瞬、ちらりと半助に目配せをした。そんな彼と目が合った半助は、頷くでもなくさりげなくその視線を外す。言葉を交したわけでも身振りで表わしたわけでもなかったが、半助はきり丸の言いたい事を、多分理解したと思う。
 まったく、きり丸という子は、時々10歳とは思えないほど利発だ。ひとまわり以上も年上である半助相手に、視線だけで言外の言葉を伝えてくるとは、少々生意気で、けれど頼りにもなる。いつもこうで、さらにそれが授業で活かせるようなら言う事はないのだが……世の中そうは上手くいかないらしい。

「ほら乱太郎、頭出せ」
 誰もいない風呂場で、言うが早いか、半助は乱太郎の頭上から景気よく湯を浴びせかけた。
「ひゃあ!」
「なんだ、入浴道具おきっぱなしが多いな……頭のでかい人用シャンプー? 髪が凶器になりやすい人用シャンプー……これはしんべヱの忘れ物か。ツヤツヤスベスベサラサラが自慢の方用シャンプー……滝夜叉丸のかな……」
 もう訳がわからない。
 半助は乱太郎の細い髪を指で梳いた。細くて柔らかくて、他の皆のように結う事すら出来ない栗色の髪だ。
 一通り身体を洗ってやったあとで、半助は乱太郎を抱えて湯船に浸からせた。同時に自身も熱い湯に身を沈める。
「はー……」
 微かな声が漏れてしまうのは年齢ゆえか、日頃のただならぬ疲労ゆえか。いや、半助まだまだ20代。老け込んでいる場合ではないのだが。

「乱太郎?」
「はい?」
 肩まで湯に浸かりながら、半助は隣に沈む乱太郎に声をかけた。返事と共に半助の顔を見る乱太郎は、裸眼では像を結びにくいらしく、かなりぼんやりとした表情をしている。
 顔がはっきりと見えにくい方がいいかと思いつつ、ずっと考えていた事を口にしてみた。
「今日の校外マラソン」
 その一言で、乱太郎がピクリと反応するのを半助は見逃さない。
「何かあったか?」
 俊足を一番の自慢とする乱太郎が、今日のマラソンでは最後尾で、しかも他よりかなり遅れてゴールした。最初に飛び出したはずの彼を追い越した人間が誰もいなかったから、どこかでコースを外れたのだろうが、それだけならまあまだ、こんな風に話を切り出すほどの事ではない。こう言ってはナンだが、割といつもの話だ。
 しかし。その後の乱太郎の様子がずっとおかしかったのだ。
 何しろ元気が無い。
 何をやっていても無口で、クラスの仲間と普通にはしゃぎまわっているように見せかけてはいたが、ふいとひとりになった時に、その表情はどこか沈んでいた。
 持って生まれた性格が素直で聡明な乱太郎は、嬉しい時や楽しい時だけでなく、嫌な事があっても悲しい時でも、案外に隠す事なくそれを口に出す。けれど今日ずっと考え込んでいた乱太郎は、その心に抱えているであろう葛藤を、誰の前でもひけらかさなかった。それはいつもであるならありえない姿で。半助はずっとそれが気になって、その彼に目配せをしてきたきり丸も、それに気付いていたのだろう。
「なんでも……ないですよ?」
「なんでもないって顔じゃないだろ」
「でも……」
 本当にらしくもなく、ぐずるような素振りを見せる乱太郎の頭を、半助はグリグリとかき回す。元気だけが取り得のような彼のこんな姿は、あまり見たくない。
「多分先生には、ホントに大したことじゃないと思うし」
 ああそうか、と思う。
 何があったか、その事を知られるのが嫌なのではないのだろう。
 話した事で「なんだそんな事か」と呆れられる事を恐れているのだ、きっと。
「お前には、大した事だったんだろう?」
「……うん……」
「約束するぞ。お前が話す事で、今は怒りもしないし笑ったりもしない」
「本当〜……?」
「随分信用がないな、私は」
「そうじゃないけどぉ……」
 ぶくぶくと湯船に顔を半分も沈めた後で、乱太郎はようやくその口を開いた。
「今日、マラソンしてて……」
「うん」
「ぼく、一番先頭を走ってたんだけど、森の中ですっごくちっちゃいモグラを見つけたんだ」
「モグラ?」
 乱太郎の話から察するに、それはとても小さくて、おそらくは子供のモグラだったのだろう。その可愛さに興味を持った乱太郎はそれをおいかけて、ついついコースから外れてしまったらしい。
「ホントにね、ぼくの掌の半分くらいしかなくてね、かわいかったんだよ。だからほんのちょっと触りたくて、手に乗せてみたんだ」
 そこに現れたのが、その子モグラの親であろう、乱太郎の手なら両手に余るであろう大きさのモグラ。親は親でも所詮はモグラだ。乱太郎を威嚇するでもなく、また襲い掛かるでもなく、忽然と現れたそのモグラは、あるのか無いのかわからない目でずっと乱太郎を見ていたらしい。
「別に連れて帰るつもりじゃなかったし、食べるわけじゃないし。ちゃんとおかあさんがいるならなおさらだし。ちょっとだけなでて、元気でお母さんのところにおかえりって、ぼくそのモグラを放したんだ」
 それなら別に、どこにでもありがちな光景だ。本当は野生の動物に人間の匂いをつけるのはあまりいい事ではないが……。
「地面においたら、そのモグラがのたのた歩き出して……そしたら」
 乱太郎は、少しだけ唇を尖らせるような仕草を見せた。
「そしたらその子、カラスにさらわれちゃった……」

 ああ……。
 そういう事か。

 多分それは、あっという間の出来事だったろう。
 人間の瞬発力で助けられるものでもないし、また人間が手出しをできる領域の話でもない。
「乱太郎? カラスだって何かを食べて生きてる事は知ってるよな?」
「知ってる……でもまだあんなにちっちゃかったのに」
「親でも子供でもな、そういう事はあまり関係ないよな」
「うん……」
「学園だって、ゴキブリが出れば退治するし、乱太郎だって蚊に刺されれば叩くよな? 肉や魚だって食べればうまいし、そこいらにいるアリだって、いつ踏みつけてるかわからない。昆虫でも動物でも人間でも、どんな大きさのものだって、命の重さって同じだと、私は思ってるけどな」
「……わかってる」
「うん、乱太郎はわかってるよな」
 そのカラスにだって、子供がいるかもしれない。そうでなくたって、自分だって何かを食べなければ生きてはいけない。動物だって植物だって生きている事になんら変わりは無くて、命あるものを摂取していかなければ、誰も生きていく事ができないようになっている。生きていくためでなくたって、時には命を奪われる事だってあるのだ。
 乱太郎はその事だってきっと理解している。
 理解はしているが、気持ちが納得できないでいるのだろう。
 自分が情をかたむけた存在の命が奪われる事に、平気でいられる年齢ではないのだ。
 例えば大人であったって、自分が可愛がり育てた動物を平気で食べられる人間は少ないだろう。食用として育てたのであったとしても、何がしかの感慨は残る。
「かわいそうだったよな。けどそれは仕方の無い事だ。今は悲しいかもしれないけど、いずれわかるようになる」
「いずれって? 大人になったら?」
「そうだなあ……」
 それも、大人になるという事なのかもしれない。大人だって悲しいものは悲しい。それは大人も子供も関係ない。けれどその悲しみの中でも、自分の中で何らかの形で消化できるように、納得できるように、いつか変わって行く。そう、それが大人になる、という事の一端なのかもしれない。
「だから大人は、戦もできるの……?」
 ぼそりと呟かれた言葉に、半助は苦笑を返すことしか出来ない。
「耳が痛いなあ……ん、そろそろあがろうか」
 湯船の中でいつまでも話していては、のぼせてしまう。
 未だ口数の少ないままの乱太郎を湯からあげて、手を引いて脱衣場まで導く。その身体から水分を拭き取って、かいがいしく身支度を整えてやり、再び手を引いてやれば、乱太郎はおとなしくその後をトコトコとついてきた。
 まだ散らかったままの自室へと帰り、乱太郎をその床に座らせてから、自分もその正面に胡坐をかいた。
「大人になる事は、直接戦には結びつかないな。あれはもっと違う次元の事情も絡んでるやっかいなものだし。けど」
「けど?」
「私たちのような忍は、そこにもっとも近い場所にいる人種でもある」
 戦忍ともなれば、合戦場に赴くのは当然の事であるし、そうでなかったとしても、仕える城主によっては誰かの命を狙うという任務だって出てくる。
「人を殺せという任務があったとして、それを全うできなければ、人としてはともかく、忍者としては失格だな」
 やらなければやられる世界でもあるし、自分が任務を果たせないことで、仕える人物や大切な何かを失う事にだってなりかねないのだ。そういう世の中に、自分たちは生きている。
「ぼく、いつまでも失格のままかな……」
 そんな世界で生きていける自信が、乱太郎にはないのかもしれない。早くからの自覚が必要とはいえ、彼だってまだ10歳の子供なのだ。
「あんまりこういう事は言わないでおきたいけどな……もしも、そうしなければ乱太郎が殺されてしまう、というような事があった場合、私はそうすると思うよ」
 たとえそれで乱太郎の心に傷を残すような事になったとしても。多分その時に、半助は躊躇う事無く誰かの命を摘み取ることができてしまう。身近にいる大切な者と、そうでない者の命の重さを、簡単に秤にかけてしまえる。
 それは実は今日乱太郎が経験してきた事とまったく同じ事で、乱太郎だって、自分が触れた命でなければ、普段は気にも留めないような事で。それをあらためて言葉で表してしまう事は、それを自覚していなかった子供には残酷な事かもしれない。
 乱太郎が、哀れな程に顔を歪ませた。
「そんな、そんなの……ぼくは、もし土井先生が……」
「あーいい、いい。言わなくていいから」
 こんなに幼い彼に、みなまで言わせるつもりはない。
「戦で人が死ぬのも、カラスに食べられるモグラも、案外大差ないものなんだろうな。それを悲しいって思う乱太郎でいいよ」
 いずれ、わかると半助は自分で言った。
 きっと、いずれわかる時が来る。悲しいが、来てしまう。
 けれどそうでなければ大人にはなれなくて、そしてそれは、悪い事では決してない。
 ない、けれど。
 そうやって歳をかさねて、色々な事を静かな目線で対処できるようになっても、それをどこかで納得できないままでいるとしたら。乱太郎がそんな風に柔らかなままで大人になっていったとしたら。
 そうであればそれはそれでいいと、半助は思う。
 自分を取り巻く子供たちがそういう風に育っていったなら。
 それはそれでいいと――半助は、思ってしまう。
 今の、こんな子供の心のままで一生を過ごしていけるとしたら、それはとても幸せな事だろう。そしてそんな幸せは、その中にある限り、この瞬間がどんなにかけがえの無い時間であったかを、気付かせてくれる事はない。
 相反する現実。
 どちらがより幸せであるかなんて、半助には答えを出す事はできない。

 特別サービスだと言わんばかりに、半助は乱太郎に手を差し伸べた。
 小さな身体を軽々と持ち上げ、そっと己の膝の上に乗せてやる。そうして柔らかく頭を撫でてやれば、乱太郎がその首にぎゅう、としがみついてきた。
「死ぬとか、そういうの、やだよぉ……」
「うん。ごめんな。すまん」
 目の前で小さな命をさらわれた乱太郎を傷つけたかった訳じゃない。けれど、今日みたいな小さな経験が少しずつ、乱太郎の中で糧になって行くのも確かで。
 人はどうしても、傷を負っていかなければ生きていけないようになっているらしい。
「乱太郎は、私の事が好きか?」
「……? うん……」
 なんでそんな事を訊かれるのかわからないといった体で、乱太郎は曖昧に返事を返した。あらためて訊きはしたが、受け持つクラスの子供たちに、乱太郎に好かれているという自信は、半助には普通にあったのだが。
「なんで?」
「ん、いいんだ。なんでもない」
 半助は、ただ乱太郎の頭を撫で付ける。柔らかな栗色の髪は、羽毛のような手触りで心地良かった。
「どこもかしこも優しい子だな、お前は……」
「せんせい……?」
 語尾に疑問符を残しながら、それでも乱太郎は髪を撫で付ける半助の手の気持ちよさに、うとうとと目をしばたかせはじめる。自分が寄りかかる大きな身体とその腕は、とてもあたたかい。乱太郎が静かにその意識を手放してしまうまでに、そう時間はかからなかった。
「乱太郎?」
「……」
 しがみついたままの体勢で頭をもたせ掛けた乱太郎を見下ろしてみるが、半助の呼びかけにも反応はない。
「……整理、明日になっちゃうな」
 小さな身体を抱きかかえたまま、半助はそっと立ち上がった。そのまま寮の部屋まで届けてやっても良かったのだが、なんとなく。そっと見ていたい気持ちのまま、半助は風呂に行く前に敷いてあった夜具の上に、乱太郎を下ろした。
 自分もその隣に横になって、片肘で己の頭を支えたまま、乱太郎を見つめる。そうしててもまったく目覚める様子の無い乱太郎の見る夢が、せめて優しく楽しいものであればいいがと願う。

「私と――行くか? 乱太郎……」

 いつかここを卒業して行く時に、まだその傍に自分がいたなら。そして今と同じように、彼が半助の事を好きだと言ってくれたなら。
 卒業していく先で、いつかどこかで。
 もしも望まぬ争いの中に身を投じなければならなくなったなら。
 自分は乱太郎の、盾になれる。

 たとえば誰かの命をその手に掴まなければならなくなった時に、いつも彼の前には自分が立ちはだかり、常に一歩前に身を投じて。この人を守るためには仕方が無かったのだと、乱太郎が半助のせいにできるように。
 多分乱太郎は、そんなに弱い人間ではないのだけれど。
 こんな現実を目の前にしてもなお、彼はきっと忍の道を行くことをやめたりはしないと、わかってはいる。けれど。だから。
 目指す場所へと続く、その道のさ中で。
 厳しい世界での活路を、自分に見出してくれていい。


「あらためて思うに、まこと茨な道行きですな」
 微かな声が、障子の向こうから聞こえた。実技担当の山田の声だ。
「まったくですね……」
「あんたもまだ若い。ぐるぐると考えず、今日はもうゆっくり休みなさいよ」
 そんな山田の囁きに、半助は苦笑を返した。自分も山田から見れば、まだまだ未熟者という事か。
「そうしますよ。先はまだ長い」
「それがよろしい。おやすみ」
「おやすみなさい」
 静かに山田の気配が消えてから、半助はもう一度乱太郎を見つめた。
 それでもせめて、せめて。
 いずれ様々な事を知って行くこの子達を、導いて行ける自分でありたい。

 そしてもしも、その手が必要としてくれるなら。
 何度傷つき、そして癒されても。
 この柔らかな心が、隣にいる自分を大切な人と思ってくれるなら。




 私と、――行こう。

 お前と私が選んだ、孤独なはずの、この道を。
 そうしたらきっとそれは、悪くない旅になるはずだから。






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なんと10年以上ぶりの落乱ですねえ。あの頃は土井乱で漫画同人本出してたな……(遠い目)。あらためて書いてみて、自分の中のこの二人が、まったく形が変わっていないことに驚き。相変わらず恥ずかしい作風で! でも何が一番照れくさいって、作中で半助さんを『半助』と呼び捨てで書くのが(爆笑)。照れちゃうというか畏れ多いというか。でも小説の文中の三人称で半助さんとか土井先生って訳にもいかないし〜。
あ、ちなみに氷村の作品は原作ベースです。アニメのイメージとは大分違います。今思えば、10年以上もかけて単行本37巻('05年5月現在)買い続けてる漫画って、他にないな……。




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